

私たちは、自社で製織した生地を使って、日本の日常着を中心に製造販売しています。
袢纏、甚平、作務衣、もんぺなど、ワークウエアに起源を持つ日本の伝統衣類は、
天然の綿を使いながら、化学繊維と比較しても遜色のない清涼感や暖熱を実現することができます。
また製織、型紙の制作から縫製、検品までの工程を一貫して実行するインフラによって、
柔軟性の高い技術で生産しています。

もともと江戸時代に庶民の日常着として考案された袢纏(はんてん)は、
何世紀にもわたり、家庭の内外で性別や世代に関わらず多くの人々に愛用されてきました。
暖房の発展によって、袢纏を着る人の数は減りましたが、
天然繊維だけを使いながら、ダウンジャケットにも劣らない暖かさ、
寝具の中にいるような着心地の良さを兼ね備えた、アウターとしての着用にも適しています。
弊社の袢纏は、独自の特許製法により、安定した品質の商品を迅速に生産することができます。

織機の枠を操作しながら立体的な模様を作るドビー織、
かつおの背中のように色が変化するグラデーションのかつお縞といった伝統的な織布、
また経糸と緯糸を複雑に組み合わせたアムンゼン織など、
ここで生産される多様な生地を半纏に使っています。

袢纏の中わたには、インドやパキスタンで栽培された特殊な原料を使用し、
太く弾力性があるデシ綿を使っていることから、ふっくらと温かく軽い中わたに仕上がります。
太い綿繊維は空気の層を含み、体の熱を蓄えるため暖かさを提供します。